ハーレーダビッドソンの大型バイクが装着するナンバー

ハーレーダビッドソン

一般的にバイクのナンバープレートは5種類に分類できます。

最も排気量の小さい50㏄以下が第一種原動機付自転車で色は白です。第二種原動機付自転車は50㏄超から90㏄以下が黄色で90㏄超から125㏄までがピンクになります。さらに125㏄超から250㏄までは緑の縁取りのない白となり、250㏄超のバイクは全て緑の縁取りのある白です。日本におけるバイクの免許制度では400㏄を超えるものが大型自動二輪とされますが、250㏄を超える普通自動二輪とナンバープレートの区別はありません。ハーレーダビッドソンのバイクは一般的に700㏄を超える空冷の2気筒V型OHVエンジンが搭載されています。そのためプレートの色は緑の縁取りがある白となります。

ハーレーダビッドソンは主に700㏄を超える大型バイクを製造しており、2気筒のV型エンジンが生み出す強烈なトルクと加速感が魅力です。OHVとはオーバーヘッドバルブの略称で、排気バルブと吸気バルブがエンジンの上部にあります。ハーレーダビッドソンの初期の車両ではサイドバルブと呼ばれる仕組みが採用されていました。サイドバルブはシリンダーの横にバルブが並びます。

現代において多く見られるバルブシステムはDOHCやOHCです。OHCとはオーバーヘッドカムシャフトの略称で、カムシャフトがエンジン上部にあります。DOHCのDはダブルのことでカムシャフトが2つ存在するので一般的にツインカムと呼ばれます。ハーレーダビッドソンはOHVにこだわりカムシャフトを2つシリンダー内に有するエンジンを開発しました。同社ではこの特別なOHVをツインカムと呼んでいます。